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 『借りぐらしのアリエッティ』

ナナテン中☆☆☆

ジブリジブリジブリジブリジブリジブリ、、、、、
なんだか空恐ろしいな、この言葉の持つ重さ。

夏休み映画はたしかにそんなんばっかだった。
”この夏ディズニーが贈る”とか、”ピクサーの集大成”とか。
冠があってもいいと思うよ、別に。
でもジブリに関しては、過去作品の影響で観る側のこだわりが大きすぎて、
その熱心さには感心すると共に一種怖さを感じてしまう。

普段あまり必要が無い限り他人の感想を読まないのだが、
ふと目にしたところ気になることがあり、
多くの感想のナナメ読みを決行したら上のような結論に至ったのだ。
「ジブリらしい」「ジブリなのに」「ジブリだから」「さすがジブリ」
こんな風なくくりで語られる映画は日本では他に無い。

・・・何故そんなに比べたがる?
今まで人の心に感じ入る作品を多く輩出してきた実績あってこそ、だと、
頭では理解できるが、その多さには正直ビビった。
果たしてこの映画を、相対評価ではなく絶対評価した人は何人いるんだろう?
一旦刷り込まれてしまうと切り離して観ることは難しいのだろうが、
それによって1つの作品としての評価が変わってしまうことは無いのだろうか?
私は他の映画と同様、
その時その時の作品に対する興味の度合いで観たり観なかったり、なので、
特に思い入れもないのだが、素人が下手にコメントできない感じだ。

とか言いつつ、気にせず書くけどね~。

観はじめてすぐ、声の違和感にイライラしてしまう。
特にお母さん。
見かけがちょっと婆さんっぽく老けているのに、
声がいやに若々しい。
大竹しのぶと知らずに観たのに、
しっくり来てなかったのが災いして目立ってしまい、
あっけなく顔が浮かんできて邪魔で邪魔でしょうがなかった。
次に翔。
状況と環境をふまえても、暗くてネチっこすぎ。
予告の「怖がらないで~」という台詞に、
「その言い方が1番怖いやんけ!」とツッコんだのは私だけではなかろう。
次っ!お父さん。
観終わるまで誰かは気づかなかったが、
役づくりにしろ、台詞まわしが平坦で抑揚がなく、
おかげで下手に聞こえてしまった。
最後にお手伝いさんのハル。
声というより、根本のキャラからして樹木希林頼りに感じた。

お話の印象はひと言で言うと<ほえ?いろいろと”簡単”すぎじゃね?>です。
テテテテテテッテ~と話が進んでいく。
<この行動の根拠はなんよね?>と思っても、
それをわからせる何かもなく、
お前の感覚がニブイだけ、と言われてしまったらそれまでだが、
深さを感じる隙を与えてくれない荒っぽい映画だった。

設定はありがちだけど、
きっと誰もが1度はそういう想像をしただろうし、
入り込みやすいプロットだったのではないかと思うのに、
声と描写の雑さのせいで台無しに・・・。

【以下、内容に触れます】

観てる時からずっとツッコミたくて、
なんなら叫びたいくらいのことが1つ。
「角砂糖じゃなくて花の蜜でええやん!」
あ~スッキリした。

それこそ最初からドールハウスに住んでたみたいな、
身長10センチの生活に合ったものが揃い過ぎてて気になった。
父の日曜大工や母の裁縫によって出来た物も多かろうが、
どっちかというと自然の物を利用してそなスピラーの方が納得。
まぁ映画の評価ってそういうことじゃないのはわかってるけど、
でも気になり出したら止まらないんだもん。

不自然なとこってどうしても浮いちゃう。
笑ったのは翔がアリエッティに自分の病気の説明をするシーン。
「ここが悪くてね」(と心臓を指す)
昭和か!
というか、こんな言い方、おっつぁんしかしなくね?肺患いとかの。
あと、助けを求めにきたアリエッティが「翔!」。
うー、はじめて呼んでいきなり呼び捨て。
おぬし、遠慮ないのう。

”見つかったけど、手術に成功した翔のもと、
みんな末永く仲良く一緒に暮らしましたとさ"
って映画かと思っていたら、そうではなかった。
だからいいとか悪いとかは思わない。
「何が言いたいのかわからない」とか
「含みを読み取れ」とかいろいろ言われてそうだけど、
そこにメッセージとかメタファーとか隠喩とか(あ、同じか)求めて
ごちゃごちゃ言い出すと、もうジブリに絡めとられたも同然。
私は自分の低い理解能力のできる範囲でこの映画を楽しんだので、
それでヨシと思うのでした。

ただ、何も残らなかったと言ってしまえばそれまでですが。

『借りぐらしのアリエッティ』
  監督:米林 宏昌
声の出演:志田 未来(アリエッティ)
     神木 隆之介(翔)
     大竹 しのぶ(ホミリー/アリエッティ母)
     三浦 友和(ポッド/アリエッティ父)
     樹木 希林(ハル/お手伝いさん)
     竹下 景子(貞子/翔おばさん)
     藤原 竜也(スピラー)

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23:59 | 公開中映画
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